IT機器消費電力 |
2006年 |
2025年 |
比率 |
増加理由 |
ネットワーク機器 |
80億kWh |
1033億kWh |
13倍 |
国内に約2000万台あるルーターが25年には4000万台以上に増加予測 |
サーバー |
214億kWh |
527億kWh |
2.5倍 |
国内に約60万台のサーバーが25年に180万台以上に増加予測 |
PC |
16.6億kWh |
41.2億kWh |
2.5倍 |
PC台数は25年に現在の約3倍に増加予測 |
ディスプレイ・TV |
156億kWh |
816億kWh |
5.2倍 |
国内に約8000万台あるディスプレイが,25年には2億台近くに増加予測 |
合計 |
466億kWh |
2417億kWh |
5倍 |
|
1990年比で国内全体の温室効果ガスは増加しています。とりわけ、サービス業やオフィス内・事務所内での業務で発生する温室効果ガスの増加率は1990年比で41.7%と他部門に比べても際立っております。そのため、オフィス業務部門の温暖化ガス排出削減が急務になっております。
そのオフィス業務部門の中でも電力消費量が激しいといわれているものがIT関連機器です。
2006年時点では、国内のIT関連機器が消費している電力量は約466億kWhですが、経済産業省の調べでは2025年には約5倍の2417億kWhの電力量が消費されるという調査結果が発表されております。
このようにオフィス業務部門のCO2削減が求められる中で、IT関連機器が使用する電力を少しでも削減することが有効な対策として考えられます。
そこで注目されるのがWEBサイトです。WEBサイトは世界に約1億サイト存在しています(2006年現在)。WEBサイトの運営には24時間365日無休でサーバを稼動させなければなりません。つまりWEBサイトは常にCO2を排出しているのです。
WEBサイトが排出するCO2をオフセットすることが出来れば、IT関連機器のCO2排出削減にダイレクトにつながり、そのことがオフィス業務部門の温室効果ガス排出削減につながります。
それらのつながりが社会全体のCO2削減につながればと考え、WEBサイトをオフセットすることに注目いたしました。
WEBサイトから発信するEco。皆様もぜひご参加ください。